初めて鍼灸治療を受ける方へ
鍼治療について
「はり」と聞くと痛い・怖い感じがありますが、鍼の直径は0.2ミリ程度と髪の毛ぐらいの太さです。少しチックっとした感じがする程度です。ほぼ痛みを感じない仕様となっています。
当院で使用している鍼は一本ずつ滅菌包装されており、全て使い捨てですので感染症の心配はございません。また、鍼の副作用はほとんどありません。しかし、治療後一時的にだるさが残ることがあります。これは鍼治療になれてない人に起こりやすい症状です。運動後の疲労感とよく似ています。1~2日で回復します。
本数や刺しておく時間はその日の状態を見ながらになりますのでお一人お一人異なります。
お灸治療について
お灸は体のツボに温熱刺激を与え、人の持つ自然治癒力を高める治療法です。
当院ではお灸をする場所や体調を見ながら温度の調整をしていきます。
「お灸」には直接灸と間接灸(温灸・隔物灸など)があります。直接灸は瞬間的な熱さで快痛ともいえる心地よさです。間接灸は持続的な温かさがあり、決して熱さを我慢するものではありません。
”ツボ”とは
専門的には経穴(けいけつ)と言います。東洋医学では、気の存在を前提として身体をめぐる無形のエネルギーを気と呼びます。
その気の流れる道を経絡(けいらく)と呼びます。人間の体には「経絡(けいらく)」というエネルギーの通路が、全身をくまなくめぐっているとされています。東洋医学でいうエネルギーとは、人間の生命活動に必要な「気・血・水」のことで、「気・血・水」が不足したり、その流れが滞ると体が不調をきたすと考えられています。この経路のうえにあって、「気・血・水」が弱った時に反応がでる箇所が「経穴(けいけつ)」、いわゆる「ツボ」です。ツボにはそれぞれに作用がありますから、それを刺激することによって、冷え性や肩こり、腰痛、目の疲れ、むくみ、ストレス、不眠などといった体のさまざまな症状の改善が期待できます。
鍼とは
鍼は髪の毛ほどの細いものなので、痛みは感じません。
皮膚・筋肉などを刺激し疾患の症状を緩和します。
灸とは
よもぎから作られたもぐさを燃やして痛むところをあたためます。
薬効成分が冷えや湿気に関するトラブルに対して優れた効果を発揮します。
鍼灸師とは
鍼灸師は医療の国家資格です。
町の鍼灸院や鍼灸接骨院などで誰でも鍼灸師による施術を受けることができます。
東洋医学とは
鍼灸は東洋医学の考え方がベースです。
病気の原因を考え体全体のバランスを整える治療をするのが東洋医学です。
妊活
お灸による妊活とは健康なカラダづくり。
まず基本となる「妊活のツボ」へお灸。妊娠力をアップしましよう。
足
お腹
手
腰
こんなことで、お悩みの方!
- 不妊専門クリニックへ通っているが、結果が得られない!
- 赤ちゃんが出来にくい原因がわからない
- 二人目がなかなか出来ない
- 赤ちゃんが欲しいけど、人工授精や体外授精には抵抗がある
- 妊娠しやすい体づくりをしていきたい
妊活で大切な事
- 腰やお腹を温めること
- 血液循環や内臓機能を高めることで、より自然治癒力が発揮されます。
- リラックス効果で、自律神経の安定
- 「気」「血」「水」3つのバランスを整える
- 「肝」「脾」「腎」を整える
鍼灸や漢方など東洋医学の考え方は体やホルモンの調子を整えて妊娠しやすい体を作る事を目的とし、体の冷えの改善、自律神経を正常に整えることで、月一回の排卵が正常に行われるようになる。
当院 自家製のヨモギの入浴剤を置いてます。
適応疾患
【疼痛性疾患】
頭痛・坐骨神経痛・術後疼痛・顔面神経痛・三叉神経痛・ヘルペス後神経痛 等
【運動器疾患】
肩こり・五十肩・腰痛・座骨神経痛・ぎっくり腰・ヘルニア・頚椎症・変形性膝関節症・変形性腰椎症・腱鞘炎・テニス肘 等
【消化器・呼吸器疾患】
便秘・下痢・痔疾・食欲不振・ダイエット鍼・慢性胃炎・気管支喘息・鼻炎・感冒・扁桃腺炎 等
【循環器疾患】
低血圧に伴う諸症状・本態性高血圧症・低血圧・冷え症 等
【感覚器系疾患】
眼精疲労・メニエール病・耳鳴り・難病 等
【泌尿器疾患】
失禁症・インポテンツ
【産婦人科疾患】
月経異常・更年期障害・不妊・逆子
【難病】
パーキンソン病